こんにちは。冨本美月(とみもと みつき)と申します。
このたび、個人のホームページを開設し、ブログもスタートすることになりました。
初回となる今回は、私の自己紹介を兼ねて、ここに至るまでの歩みをお話ししたいと思います。

企業でのキャリア、そして大きな転機

早稲田大学卒業後、私は企業の人事部に就職し、採用担当として学生の皆さんの前での会社説明会や司会進行をしておりました。

人前に立つ仕事が好きで、話を聞いてくださっている方の表情が変わっていくことにやりがいを感じ、表舞台だけでなく、主催者側として、裏舞台の組み立てや運営も主体的に取り組みました。

そんな中、夫の上海駐在をきっかけに、長年勤めた会社を退職。新たな地・中国へと向かうことに。
新たな生活をスタートして2年ほど経過し、2週間の一時帰国のつもりで日本に帰った時。ちょうどそのタイミングで世界を襲ったコロナ禍。

中国への入国が制限され、私と子供2人は日本、夫は中国。思いがけず、2年間の“離れて暮らす生活”が始まりました。

司会者としての原点

その期間、私は「自分の人生、このままでいいのか」と自問自答しながらも、ずっと心にあった「司会の仕事」への道を歩み出します。
基礎から学び直し、発声、話し方、土台づくりを始めました。

そしてついに、ブライダルMCとしてデビュー。緊張と喜びが入り混じった、今でも忘れられない瞬間でした。

中国で芽生えた“バイリンガル司会”の夢

ようやく渡航が叶い、家族と再び一緒に暮らしながら、中国でも司会の仕事を続けました。

周りは中国人や外国人の友達ばかりで、1日の3分の2を中国語と英語を使いながら過ごす日々。
言葉の壁を感じる中で、「日中バイリンガルで司会ができたら…」という夢が膨らんでいきます。

そして帰国後、2024年12月。私は「漢服モデルアワード」に出場し、ミセス部門でグランプリを受賞。
この経験をきっかけに、再び本格的に司会の仕事へと歩み出しました。

日本と中国をつなぐ“声”に

現在は、日本語だけでなく、中国語を交えた日中バイリンガル司会として、結婚式や企業イベントなどを担当しています。

また、2025年の万博では日英バイリンガルMCにも挑戦。司会にとどまらず、日本人として中国からのお客様をお迎えする“おもてなし通訳”の立場も大切にしています。

ただ通訳するだけでなく、相手の文化や気持ちに寄り添った伝え方を心がけることで、言葉を超えたコミュニケーションが生まれると信じています。

母として、女性として

プライベートでは、8歳と6歳の子を育てる母でもあります。仕事と家庭の両立は簡単ではありませんが、子どもたちの存在が私に大きな力をくれています。
また、健康と心のバランスのために筋トレにも励んでいます。心も身体も整えて、いつでもベストコンディションでマイクを持てるように。

最後に

「声でつなぐ。心で届ける。」これが、私が司会者として大切にしている想いです。

このブログでは、仕事のこと、学びのこと、そして時には母としての日常も綴っていけたらと思っています。どうぞこれからよろしくお願いいたします。

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